こちらの記事では働きながら通信制大学を卒業するコツとして、
装備を揃えるを説明します。
通信制大学を卒業するのは早い人だと2〜4年、じっくり学ぶ方だと、
10年近くの時間をかけて、卒業に必要な130単位くらいを修得していきます。
なんという途方も無い、果てしない道のりなのでしょうか。
実際わたしもこの途方もない道のりを歩んで卒業をしたのですが、
その経験からも、装備を揃えることが重要だったという実感があります。
働きながら通信制大学の卒業を目指すビジネスパーソンの方向けになりますが、
おそらくすべての通信制大学で学ぶ方に共通する装備について説明しますので、
参考にしていただければ幸いです。
仕事のプロは必ず道具を大切にします。とくにその仕事において、この道具がなければ仕事にならないような場合、道具へのこだわりは一層強いものになります。
学生においては間違いなく「筆記用具」です。
テキストを読むときに筆記用具でラインを引く、ノートを書く、強調した場所にマーカーをする。
間違えた箇所を消しゴムで消す。これは学生として学ぶときに欠かせない一連の動作です。
はやく卒業を目指すなら2年〜4年、あるいはゆっくり卒業するなら10年程度、筆記用具とともに学習をします。
学習だけでなく、単位修得試験で何度も答案用紙に回答を書き込みます。
ぜひ筆記用具をしっかりと選びましょう。
<必要な装備>
・シャープペンシル
・ボールペンあるいは万年筆
・マーカー(ピンク、イエロー)
・筆箱
・消しゴム
この中でもっともこだわるなら、シャープペンシルでしょう。
値段が高いもの、ブランドで選ぶ必要はありません。完全に実用性重視です。
あくまでご自身の手にしっくりとくるシャープペンシルを選びましょう。
わたしの場合は「PILOT Opt.0.5」というシャープペンシルがとても手に馴染んだので、
同じタイプのシャープペンシル2本体制で4年間戦いました。
ノートを復習するときに活用したのは、万年筆です。
万年筆はビジネスでも使っていますが、
渡しの場合はパーカーの万年筆に青色のインクを入れて、
ノートの重要箇所のラインを引くことに使っていました。
おもに復習をするときに、ここは重要な箇所だという箇所に、万年筆でラインを入れていきます。
この復習のプロセスは卒業までずっと繰り返してきました。
4年間使い倒したので万年筆の外装がすっかり剥げてしまいました。
4年間勉強した証なので、いまも大切に使っています。
通信制大学の場合、リポートの提出が書かせません。
テキスト学習においては、専用の原稿用紙に手書きで提出することもできます。
メディアスクーリングなどの場合は、手書きでリポートの提出ができませんので、ワープロ機能を備えたノートPCでリポートを作成するのが便利でしょう。
ただ、提出時は専用の原稿用紙に、印刷したリポートを貼り付けて提出していましたので、周辺機器としてはプリンターが必須になります。
ノートPCと書きましたが、デスクトップPCでもまったく問題ありません。
Macでもいいですし、Windowsでも構いません。
<必要な装備>
・ノートPC、デスクトップPC(Mac、Windowsどちらでも可)
・プリンター(白黒印刷で十分)
・マウス
・外付けキーボード
・外部記憶媒体(USBメモリ、クラウドサーバーどちらでも可)
わたしの場合は、4年間Chromebookを活用しました。
そもそもChromebookがまだ普及していない頃に、通信制大学でChromebookを勉強のための装備にラインナップしている人はかなり珍しいかったかもしれません。
4年間の経験でいうと、とくに不都合なことはありませんでした。
Chromebookは性能面であったり、インターネットに接続しないと何もできないなどの表面的な理解で敬遠する方もおおいです。
実際はインターネットに接続することで、オンライン講義も閲覧できますし、それほど不自由なこともないとは思います。
また、インターネットに接続してなくても、ワープロとしては十分使えますので、起動がはやく、バッテリーライフが長いChromebookは、リポート作成用としてかなり重宝しました。
余計なこと(ゲームとか、高機能なソフトとか)は実際、使えないので、リポートを作成するという一点において、使えると思います。
とにかくリポートの構成を考えるときに、余計なことができないほうがよい場合があります。これはリポート作成のためだけと、割り切ることで集中できたと思います。
ボイスレコーダーを活用する方はあまりいないかもしれませんが、使ってみると案外便利です。
とくに学習効率を高めるためには繰り返し何度も聞くというプロセスも重要です。
たとえば、講義をうけたときの復習は、自筆のノートとともに、オンライン講義の音声データがあったら、さらに定着しやすくなると思います。
オンライン講義を受講するときに手元でそのまま録音してしまえば、いつでも再生可能です。
ボイスレコーダーの機能で2倍速で再生できたりしますので復習も効率よくなります。
ボイスレコーダーは、スマホの機能でいいじゃないか、という意見もごもっともです。
スマホは学習に活用するなら、さっと、わからない用語をインターネットで意味を調べたり、辞書的な活用方法で使ったほうがよいと思っています。
わたしの場合は、スマホのデータ保存容量が、かなり厳しい状況でかつかつだったこと、録音中に着信して録音がうまくできなかった、バッテリー切れなどの経験がありますので、別に用意して運用したほうが安定したのでそうしました。
<必要な装備>
・5,000円〜10,000円程度のボイスレコーダー(高品質なものでなくてよい)
・1.5倍速、2倍速で再生できるものが望ましい
・バッテリーが長くもつタイプ、あるいは乾電池駆動できるなど、いつでも使いたいときに、すぐに使えるほうが実用的
iPadを学習の装備にするのがひとつの方法かもしれません。
実際、アップルペンシルはとても便利です。
ノートアプリを使えばほぼ無限に書けますし、参考文献をPDFにして取り込んでとてもきれいなノートが作成できることでしょう。
実際、これまでノートを書く概念を大幅に覆したことができるようになっているので、デジタルになれた方はiPadを使いこなせれば大きな力になるでしょう。
わたしの場合はまだそこまでiPadが学習に活用できない時代だったと思いますが、今なら、iPadは欠かせないのかもしれません。
<必要な装備>
・紙のノート
・iPad(現行発売モデルならなんでもよいです)
・アップルペンシル
・お気に入りのカバー
注意する点としては、iPadを使いこなせたとしても、知識の定着につながらないなら、やめたほうがいいかもしれません。いろいろ便利すぎて、あれこれ機能を活用したり、きれいなノートを作成することに時間を使いすぎてしまうのでは本末転倒です。
全部デジタル化することも可能とは思いますが、テキスト、参考書をiPadにデジタル化して取り込むということは、ノートを書く場合にスペースが狭くなったり、視認性が落ちる場合があります。
もしかするとノートに特化する、あるいは、テキスト、参考書としての閲覧に特化するなど、使い方を整理して、自分にあった使い方を目指すべきかもしれません。
また、六法全書などは、原則データを見るほうがはるかに楽なのですが、伝統的には、紙の六法全書を毎年最新版を購入するはずですし、全部が全部iPadに寄せすぎなくてもよいのかもしれません。
なお、わたしの場合は、講義をまとめるときなど、B5サイズのリングノートを使っていました。
ノートは追加できませんが、コンビニでいつでも補充できるし、ちょうど3科目か4科目くらいを書くと、一冊終わるくらいの使い方でした。
単位修得試験前の対策として、このノートに想定問題を自分で作り、それに対する回答の組み立て方を考えたり、回答案を作成してみたりと、テスト前の最後の追い込みもこのノートでやっていました。あ、そういえば、最後にこのページを見ておこう、というときの、いざというときの閲覧性は、紙のノートのよい点でしょう。
あとB5 サイズという大きさはとてもちょうどよいサイズで、
通勤時間に開くにはとてもよいサイズでした。
電話占い【ココナラ】 業界最安値に挑戦・1分100円から