働きながら大学で学び4年間で卒業した経験があります。実体験をもとに働きながら大学を卒業する勉強方法のコツについて説明します。
こちらの記事では、わたしの経験をもとに、法政大学 通信教育部 法学部法律学科の攻略法を書きます。
働きながら大学を卒業する勉強方法は、どの学部でも共通していると思うので参考になると思います。
今回はスクーリングの受け方について説明します。
キャリアップのため大学に入学を検討している方、すでに入学しているが、なかなか勉強方法を確立できていない方の一助になれば幸いです。
スクーリングとは、面接授業のことです。
通信制大学の学び方は、テキスト学習が中心です。
テキストの文字をおって、コツコツ勉強するのは大変なことです。
スクーリングは対面で講義形式の授業なので、わかりやすいです。
講義の不明なところは、授業時間内あるいは休憩時間い質問するこができます。
スクーリングを受講できる学年が決まっている場合があります。
民法総則のスクーリングは1年生から受講できますが、憲法は2年生から。
法学部の専門科目は概ね3年以上のスクーリングが多いです。
スクーリングの種類ですが、
春・GW・夏季・秋・冬・週末・地方・メディアスクーリングがあります。
メディアスクーリングはパソコンなどで講義動画を視聴するタイプの授業です。
法政大学の場合は、テキスト学習に加えて、一定数の単位をスクーリングで単位を習得することが、卒業要件になります。
卒業を目指す場合は、計画的にスクーリングの必要単位を進める必要があります。
卒業を目の前にして卒業に必要なスクーリング単位がないなど慌てないようにしましょう。
スクーリング費用の支払いは、スクーリングの申込期間内に、申込手続きをして、スクーリング申し込みが確定してから銀行振り込みをします。
スクーリングは申込の数に限りがあるようです。
スクーリング申し込みをしたものが、すべて許可されるわけではないのでご注意ください。
法政大学で開催するスクーリング費用は2単位分の講義で15,000円でした。
メディアスクーリングの場合は2単位分の講義で20,000円でした。
支払期限がありますので、せっかくの申込みが支払い忘れでキャンセルされてしまうのはもったいないので、早めに支払いを済ませることをおすすめします。
学習の難易度はテキスト学習>スクーリングです。
テキストから学ぶことは学習時間の確保、進め方、理解できるかどうかはすべて自分次第です。
スクーリングは講義形式でわかりやすい説明がおこなわれますので、テキスト学習で単位修得経験がある方でしたら、テキスト学習よりわかりやしので、問題なく単位修得できるはずです。
ご自身で勉強時間を確保して、計画を立てて、テキストから学ぶことができるなら、講義を受けて内容を理解するほうが理解がしやすいと思います。
スクーリングの難易度が高いのは、あらかじめ決まっているスケジュールに出席することが難しいと思います。交通機関の遅延、体調管理もさることながら、働いている方ですと、まとまった休みがとりにくいと思います。
ご家族の方がいらっしゃると、せっかくの休暇をスクーリングにあてることに、批判的な声もあることでしょう。学習の難易度より、参加するまでの調整難易度が高いと思います。
入学した以上、それはやむを得ないことなので、なんとか都合をつけるしかありません。
地方の方が法政大学でスクーリングを受ける場合は、宿泊費用もかかりますし、金銭的にも負担がありますので、それらの費用もあらかじめ準備しておきましょう。
スクーリングの開講科目はその年度の学習のしおり、スクーリング開講科目一覧で学部ごとに公開されています。
学生向けには、Web学習サービス(掲示板)にスクーリング情報が掲示されています。
なお、メディアスクーリングの一部は、ガイダンスとして、受講のイメージができるように、5分程度の動画が法政大学通信教育部のホームページに掲載されています。
どんなかんじの授業なのかあらかじめ確認しておくのがよいでしょう。
受講科目は年度ごとに入れ替わりますので、かならずチェックして希望のスクーリングがあれば受講申し込みをしましょう。
スクーリングの種類にもよりますがゴールデンウィークに開催されるスクーリングなど、
1日4講義×3日間の集中講義の場合は、帰宅中、登校中の合間に復習する程度でも単位は修得出来ると思います。
春・秋のような、毎週講義を受けるような場合ですと、春スクーリングの場合、
4月、5月、6月、7月と長期的な学習となります。
講義時間も毎週1講義なので、集中講義に比べて進み方がゆっくりです。
間があくので最初のころに学んだことを忘れてしまいがちです。
春、秋のスクーリングは、復習をこまめに入れて、記憶に定着するようにしましょう。
メディアスクーリングはご自身の計画通りに学習をすすめることができます。一気に講義をみてから、2回目を慎重に見ても良いですし、時間が限られているなら1つの講義を分割してみてもかまわないです。スマホから閲覧できるようならどこでも講義をみることを選ばないので、スキマ時間でも勉強できます。とくに忙しいビジネスパーソンの方がスクーリング単位を修得するには、メディアスクーリングが中心になると思います。
スクーリング単位は必要な講義回数の出席がないと、最終日の単位修得試験の受験ができません。出席しないと講義の内容にもついていけなくなりますので、出席が必要です。スクーリングで単位修得する要件が決まっていて、遅刻、早退、欠席も一定回数までなら許容されます。詳細はスクーリングの注意事項をよくご確認いただき、なるべく全部講義に出席できるように調整しましょう。
わたし自身もやむを得ない事情で遅刻、欠席したスクーリングもありました。さいわい、スクーリングの単位修得試験の要件は満たしていましたので、参加できなかったところは、自分で挽回して単位修得しました。
なお、講義によっては、出席できなかった場合に備えて、過去分のレジュメを用意してくださる教員もいらっしゃいます。
・刺激をうける
通信学習では自宅、カフェ、通勤電車での勉強ばかりでした。大学で講義を受けることで、たくさんの学生が学んでいることを知りました。まじめに勉強に取り組んでいる様子を見るだけでも、よい刺激になったと思います。
・単位修得試験の結果が高評価になりやすい
評価はS・A+・A・A-・B+・B・B-・Cが合格で、Dは不合格となります。※
(S:100~90点、A+:89~87点、A:86~83点、A-:82~80点、B+:79~77点、B:76~73点、B-:72~70点、C+:69~67点、C:66~63点、C-:62~60点、D:59点以下)
※2021年7月現在
テキスト学習→単位修得試験はとても厳しいです。D評価(不合格)は、あるあるです。
すべての人に通じることではないと思いますが、テキスト学習→単位修得試験の結果に比して、D評価(不合格)がつきにくいはずです。
スクーリング単位は高評価になりやすいと思います。A+、A評価も目指せるはずです。
理由は、講義をうけることで、要点をしっかり抑えることができたからだと思ます。
高評価をとることは通信制大学で学び続けるモチベーションに大きく関わりますので、
スクーリングでは高評価を目指しましょう。
テキスト学習で難しいと感じたら、スクーリングで単位修得に切り替えるのもよいでしょう。
・他学部の講義を受けることが出来る
スクーリングで他学部の講義を受けることができます。一定数の単位までは卒業要件に組み込まれますので、余力があればほかの学部の講義を受ける機会があれば受けてみましょう。
法学部の場合、専門科目は当然、法律の勉強ばかりになります。さすがに何年も法律の学びをするのも気が滅入る場合がありますので気分転換になるかもしれません。
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