不動産投資は資産形成の中でも難しい印象があります。
初心者向けに、とくにサラリーマン大家への道として記事を書きました。
今回は、不動産投資の初期段階を記事にまとめてみました。
FXの投資経験があれば、不動産投資のビジネスモデル、仕組みが理解しやすいと思います。
FXと不動産投資を比べると、おなじ資産形成の方法ですが、かなり違いがあります。
FXと不動産投資の比較することで、参考になるので、FXのことも説明しています。
FXで小銭を稼いでいた
<201X年某月>
この頃、FX、株式投資など、資産形成に強い興味を持っていました。
FXを独学で学び始め、自分が自由にできる程度の貯蓄をもとにはじめました。
FXのはじめ方はとてもカンタンです。
証券会社に口座を開設してスマホのアプリをインストールすれば準備完了です。
FXでは通貨ペアごとに必要な金額がかわりますが、
まぁ最初に学ぶ程度であれば、5万円程度を口座に入れておけば、
細かい取引であれば実践を通じて多くのことを学ぶことができるでしょう。
ドル/円を買って、少し上がったら、すぐ売る。
誰もがはじめる戦術に若干のファンダメンタル、テクニカルも知識をこじつけながら、
小幅な取引で月2万円程度をコンスタントに勝ち続けることができていました。
FXに慣れてくると、ニュージーランド/円、オーストラリア/円、南アフリカランド/円などに興味を持つようになりました。
いわゆるキャピタルゲイン狙いではなく、インカムゲインのスワップポイント狙いで、長期保持したたほうがよいのかもしれないと思うようになりました。
FXキャピタルゲイン狙いであれば、ポンド/円なども面白い。
ジェットコースターのような乱高下する通貨は見ている分にはとても面白いのだが、
自分が購入する気にはなれなかった。
正直なところ、上下するサイクル、幅がともに大きすぎて、不安に思っていた。
一方で、インカムゲイン狙いのスワップポイントは、大きくは負けないしが、大きく勝つこともないし、わりと安定もしていました。
毎日、スワップポイントが溜まるような、そんなビジネスモデルが他にもないだろうか?
そんなことを考えていました。
DMM FX
FXは常に気にしていないといけないのでFX疲れがあった
FXはわりと堅調だったものの、
FXは自分にとってしっくりこない感じがありました。
いまいち投資している実感がないのです。
スマホのアプリで取引するのが原因のひとつでしょう。
お金はたしかに動いているのですが、どこかゲーム感覚です。
掛け金は少額でしたが、状況がきになってしまい、アプリを頻繁にチェックする必要がありました。
地に足をつけて落ちついて資産形成するほうが自分には向いているような気がしました。
この頃、立て続けに投資の本を読み漁っていて、
不動産投資の本を5冊くらい立て続けに読みました。
ただ、不動産投資の本は、どの本を読んでも、
いわゆるポジショントークばかり。
中古物件がいいとか、1棟買いがいいとか。
物件を買うなら、地方がいい、都心がいいとか。
不動産を購入するのは、今はもう遅い、今が最大のチャンスだとか。
情報量も多く、本に書いてあることがバラバラなのです。
本で得られる知識の限界を感じました。
不動産投資を個人で学んでいくのは難しいと思いました。
帰宅途中に不動産投資の営業マンに声をかけらた
会社からの帰り道。
「すみませんー、いまお時間ありますか?」
いかにも新入社員のような若者が声をかけてきた。
「今、名刺交換をお願いしていまして・・・ところで、不動産投資に興味ってありますか?」
このようなことを最初に言われた。
普段なら、このような、名刺交換に応じるわけがないのだが、
なんとなく、不動産投資に興味があったので、試しにいくつか質問をしてみることにした。
「いやー、いまですね、まだ研修中なのでよくわからないので、わたしの上司から今度連絡しますね」という話になった。この若者をAと呼ぶことにする。
Aは、新入社員で今の会社に入社したばかりのようだった。
都心部では、Aのように、サラリーマンとの名刺交換を希望する新入社員が多い。
おそらくサラリーマン風の人物と名刺交換をする、そういう営業の研修をしているのだろう。
Aはとても感じの良い若者だった。
話を聞けば、そこそこの有名大学を卒業して、
不動産の世界に入ったようだ。まだ右も左もわからないようだが、
なかなか肝がすわっていて、好印象だった。
普段ならこのような名刺交換には応じないが、
たまたま不動産投資に興味を持っていて、いろいろ質問してみたいことがあった。
自分にとってもタイミングがよかったので、後日連絡を待つことにした。
先輩上司から丁寧に不動産投資の説明を受ける
<翌日>
さっそくAからアポイントが入った。
会社近くの喫茶店で先輩上司が説明するのでそのアポイントだ。
なるほど、それならこちらも都合がよく話もはやい。
いくつか候補日を伝えて、スケジュール調整を任せた。
<数日>
会社終わりに近所のいわゆる打ち合わせに使うような、広めの喫茶店で待ち合わせをした。
Aも来ている。Aの横には先輩上司がいた。先輩上司をBと呼ぶことにする。
Bはいわゆる体育会系のスポーツマンの見た目。日焼けしていて、短く刈り込んだ髪型は、
清潔感があった。スーツの着こなしもさすが先輩社員といったところか。
Bからもとてもよい印象を受けた。
営業職の経験が長いのだろう。挨拶からコーヒーを頼むまでの一連の所作を通じて、
徹底して相手に注意を払っているのがよくわかる。
これは案外よい人にあったかもしれないな、という感覚があった。
Bの説明は慎重かつ丁寧でわかりやすかった
さて、不動産投資についてどのような説明がなされるのかとても興味深いものがあった。
たしか最初にオープンクエッションで、不動産投資のイメージについて質問を受けたと思う。
不動産投資は、本を何冊か読んだばかりで正直に、よくわからないが、不動産投資にとても興味があることを伝えた。
Bの話を要約すると以下の通りだ。
・投資先としてマンションを扱っている
・マンションを購入していただく
・マンションの購入は貯蓄があれば貯蓄で買ってもいいしローンも組める
・ローンは昔の金利にくらべて低金利が続いている
・家賃とローンで支払う金額の差し引きが収支
・生命保険の代わりにはじめる人も多い
・物件は好立地で、震災につよい構造で、デザインにも定評がある
以上の説明を受けると、軽く2時間は過ぎていたと思う。
さすがに、不動産投資は、雑談とか、立ち話で聞くような話ではなかった。
専門家から話を聞くのが一番わかりやすかった。
つづく
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