社会人が通信制大学で学ぶコツはマイペース

通信制大学
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社会人として働きながら大学で学び4年間で卒業した経験があります。

実体験をもとに働きながら大学を卒業する勉強方法のコツについて説明します。

こちらの記事では、わたしの経験をもとに、法政大学 通信教育部 法学部法律学科の攻略法を書きます。

社会人が働きながら大学を卒業する勉強方法は、どの学部でも共通していると思うので参考になると思います。

キャリアップのため大学に入学を検討している方、すでに入学しているが、なかなか勉強方法を確立できていない方の一助になれば幸いです。

 

社会人はものすごく忙しいので勉強量が足りなくなりがち

社会人が通信制大学で学ぶ上で圧倒的に足りないのは勉強時間になります。

それは仕方がないことです。

 

生活をするためにはお金が必要です。

仕事は忙しいのが当たり前。

頭脳労働なら複雑なことを考えるために日中は頭がフル回転。

体を動かす労働なら仕事終わりは何もできないくらいにヘトヘトになります。

たいていの人は仕事をしていますので、頭がもう回らないくらいか、体が動かないくらいヘトヘトなのか、そんな状況だと思います。

 

このような状況で社会人が通信制大学にチャレンジした場合、仕事の日は勉強しないということになりがちです。

普通に考えてみると、ある程度の勉強時間をこなさないとテストの試験は悪かったはずです。

ご自身の高校生活に置き換えてみてください。

土日だけがんばって勉強したとしても、週5日間、朝から夕方までずーっと勉強している現役の学生と比べれば、学力は差が開くことはよく分かると思います。

 

学問としてのの入り口である「大学」で学ぶにあたり、週末だけ本気で勉強すればなんとかなるというのは、少々甘い考えかもしれません。

社会人でありながら、心は学生として勉強を優先する。

これがコツです。

社会人が通信制大学で学ぶためには、学生と同じように、勉強時間を確保することが必要です。

勉強時間を確保するといってもヘトヘトなんで、土日しか勉強できません

社会人は土日の休息日を使って疲れた体を癒やします。

その土日を通信制大学の勉強時間にあてるだけでも相当大変なことです。

もし、土日しか勉強できない場合でも、大学は卒業できないわけではありません。

大学で学ぶ人全員が必ずしも最短の在籍年数で卒業しているわけではありません。

通学過程の学生も、単位がたらずに留年する人も普通にいます。

 

社会人で学ぶ場合なら、最短の4年間で大学を卒業しなくても別によいのです。

お金と時間さえ許せば、ずっと学生として生涯学習を続けても全然よいのです。

 

大学卒業資格がほしいという方は、はやく卒業したいという気持ちがあるかもしれませんので、

がんばって卒業を目指してもらいたいです。

ただ、社会人としてすでに職を得ている場合、就職活動の必要もありませんし、

卒業を急ぐことなく、マイペースでじっくりと学び続ければいいのです。

 

法政大学では10年間、在籍することができます。

毎年12単位ずつ修得するという目標を立てたとすれば、

だいたい10年間で卒業要件の単位は修得できますから、なんとか卒業することもできないわけではありません。

12単位の修得を考えると、前期に6単位、後期に6単位で全然いいのです。

6単位修得は、科目の数でいうと3つの科目です。

3つの科目を半年かけて修得するなら、週末だけ勉強するパターンでも卒業は目指せるはずです。

 

ゴールデンウィークのスクーリングに参加して試験に合格すれば2単位修得できます。

あとは夏季スクーリングで1周間2科目4単位をスクーリングに参加して試験に合格すれば4単位修得できます。

この修得方法なら、土日の休みもそんなに勉強に追われる必要はなさそうですね。

どうしても社会人として勉強時間が確保しにくいなら、卒業にかかる年数を少し長めに想定しておけばよいことです。

マイペースで学び続ける人が結果、卒業している

卒業祝賀会に出るとわかるのですが、ご年配の方が、10年学んで卒業できましたよという方は少なくありません。実際わたしもお話を伺いました。

大学で学ぶということは、最短で卒業を目指すことではありません。

 

全部の科目試験を受けて合格して、もう修得するものがないというくらい学び尽くしてから、卒業された方もいたそうです。

なかには、ひとつの学部を卒業後、別な学部で再入学して、また学び始める人も少なくありませんし、大学側もそのような学びを続ける人を受け入れています。

社会人が通信制大学で学ぶにあたって最初に価値観をかえるべきポイントは、

「大学は4年間で卒業しなければならない」この価値観をさっさと変えるべきでしょう。

大学を4年間で卒業しなければならないは、あなたに当てはまることではありません。

社会人としてすでに働いている中、ご自身の生活ペースを大きく崩してまで、最短を通信制大学の卒業を目指す必要はないのです。

 

10年かける人は普通にいます。

3年次編入して、教養科目は単位修得が完了していて、専門科目だけ学ぶ人でも、6、7年かけて学ぶ人も普通にいます。

1年、2年卒業が遅れてもだれも困らないはずです。

ゆっくり、マイペースで学べばいいと思います。

 

単位修得は年を追うごとに効率化がすすみ単位修得はしやすくなる

わたしの場合は初年度に取れるだけ頑張ると意気込み、かなり無理をして1年すごした結果、

ほぼ計画通りの単位数が修得できました。

1年目で単位修得した数をもとに、どれくらいで卒業できるか計算したところ3年半でした。

 

2年目になると、通信制大学のシステムというか、単位修得までの流れ、仕組みが大まかにわかるようになっているので、2年目からは1年目の苦労に比べれば、かなり効率的に単位修得ができるようになりました。なので少し余裕を持って勉強できました。

 

3年目のペースは2年目のペースとあまり変わりませんでした。

わたしの場合は4年目の前期に、とても仕事が忙しくなってしまったので、残念ながらあと4単位修得が足りませんでした。

卒業を秋にする手続きをした上で、卒業が延期になってしまったので、当時の落ち込みはひどかったのですが、今思うと、そこまで落ち込む必要もなかったと思います。

 

半年卒業を延期しましたが、メディアスクーリング1つと、冬スクーリング2つを受講して、卒業できました。なので、在籍期間中、もっともスローペースで勉強したのは、4年目の後期でした。

 

社会人は本業の仕事がありますので、マイペースで勉強を続けることもかなり難易度が高いと思います。わたし自身の経験からもそれはよくわかっています。

それは卒業できたときに報われると思っており、

「人生の課題をひとつクリアしたぞ」と思えるくらいの達成感があるはずです。

 

勉強するのは誰かのためではありません。

卒業を焦ることなく、ご自身の環境に合わせて、

ゆっくりマイペースで勉強すればよいと思います。

DMM FX

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